私たちのミッション

虹クリニックの理念

私たちは、
こどもを授かりたい皆さまの
「虹の架け橋」になれるよう、
全てにおいてベストを尽くします

カップルそれぞれの願いを掲げる場として

多様な理由で、子どもを諦めそうな方たちがいます。パートナーが無精子症と診断されたから。年齢が上昇してしまったから。卵管通過障害があると診断されたから。手術で子宮を摘出してしまったから。がんの治療を控えているから。虹クリニックは、それぞれの問題に対して、現時点で利用可能な選択肢の情報提供を通じて、多様なカップルへの最適かつ最大限のサポートを目指す場所です。

現代の生殖医療の役割が、“不妊症”に悩むカップルはもとより、あらゆる人々にとって無関係ではない事実が浮き彫りになりつつあります。あたかも、七色のスペクトルを構成する多様なカップルが、それぞれの希望のアーチをかけるべく、集い、そして願いを叶える場所を提供することこそが、私たちの目指すものです。

虹クリニックのご紹介

当クリニックは生殖医療専門のクリニックです。「タイミング指導・人工授精・体外受精」といった一般的な不妊治療から「卵管鏡手術」「着床前遺伝子診断」といった高度な医療を提供する体制を整えております。また荻窪病院のサテライトクリニックとして、総合病院産婦人科との連携により、不妊の原因になりうる子宮筋腫や卵巣のう腫などの手術対応が可能です。
また荻窪病院泌尿器科との連携により、TESEをはじめとする男性不妊に対する治療にも力を入れており、幅広い選択肢の中から最良の治療をご提案できる環境を整えております。
2008年に荻窪病院の生殖医療部門が独立し「虹クリニック」として荻窪駅南口に開設されました。

黎明期から荻窪の地でIVFに取り組んできました

荻窪病院の生殖医療には古い歴史があり、日本におけるIVFの黎明期にさかのぼります。
1933年の開院以来、総合病院として地域医療の一端を担ってきた荻窪病院ですが、なかでも産婦人科は地域の中核として機能しており、昭和中期には年間2000件もの分娩を取り扱っておりました。そして1980年代に入り、慶應義塾大学との共同研究による体外受精診療の開始とともに、荻窪病院産婦人科は変遷の時期を迎えました。
即ち、1984年に日本では4例目、東京都では初の体外受精ベビーの出産に成功し、体外受精の専門病院としての地位を確立することとなりました。

当時最先端の技術であった体外受精を、大学病院ではない市中の民間病院が提供するということは大きな関心を集め、人々にとってこの技術がより身近なものであることを印象付けることになりました。
その後もこの分野をリードし続けており、受精卵の凍結保存を1989年より、顕微授精を1992年より臨床応用しており、現在当たり前とされている技術の多くに関して、その発展と普及に貢献してまいりました。

最先端の生殖医療を求めて、地域はもとより遠方からもますます多くの患者さまが訪れるようになり、2008年「虹クリニック」という名称で荻窪病院の生殖医療部門は独立いたしました。
それまでは生殖医療を希望する患者様と一般産婦人科に通院する患者様が同じ診察室内で受診されておりご不便をおかけしておりましたが、生殖医療専門クリニックとして独立することで通院の利便性向上だけでなく、総合病院である荻窪病院との連携も含めて幅広く患者様のニーズにお応えできるようになりました。

虹クリニック 概要

名称 医療法人財団 荻窪病院 虹クリニック
所在時 〒167-0051 東京都杉並区荻窪4-32-2 東洋時計ビル8階/9階
電話番号 03-5335-657703-5335-6577
設立 2008年12月11日
院長 片岡 典子
職員数 医師2名 非常勤医師9名 培養士5名 看護師9名 事務4名(2024年4月現在)

虹クリニック 沿革

1984年(昭和59年) 荻窪病院 産婦人科生殖医療チームが日本では4例目、都内では初の体外受精での妊娠を報告する
2008年(平成20年)12月 荻窪病院 産婦人科の生殖医療部門が独立し、虹クリニック開院。北村誠司医師が初代院長となる
2017年(平成29年)12月 院長に杉山武医師が就任
2020年(令和02年)5月 院長に佐藤卓医師が就任
2024年(令和06年)4月 院長に片岡典子医師が就任