TOP -> 治療案内TOP -> 基本検査
基本検査

血液検査(感染症検査を含む)

(感染症検査を含む)

貧血の有無の確認、感染防止を目的としています。中でもクラミジア感染の有無は、妊孕性に大きな影響を及ぼします(腹腔内・子宮腔内の癒着等)。クラミジア抗体(+)の場合、抗生剤投与を行ない、子宮卵管造影で腹腔内癒着が疑われる場合には、積極的に腹腔鏡を行ない、癒着解消に努めます。

子宮卵管造影検査

卵管通過性の状態、子宮内膜異常の有無を調べることを目的とします。
月経終了後、なるべく低温期に行ないます。(予約制)
2日間続けて来院が必要です。月経から次の月経が始まるまで避妊してください。
検査の実際の流れとしては、1日目に、子宮の入口から細い造影カテーテルを挿入し、子宮腔内に油性の造影剤を注入し、レントゲン撮影を行ないます。
下腹部の張りや軽い痛み(チクチクする程度)を感じることがありますが、順調に進むと約2〜3分間で終了します。検査後、油っぽい帯下や微熱(37.0〜37.3℃位)が見られることがありますが、心配要りません。
翌日は、骨盤内での造影剤の拡散状況を見るために、レントゲン撮影を1回行なうだけで終了です。
(荻窪病院にて実施)

ホルモン検査

(LH、FSH、TSH、PRL、FT4)

排卵障害を含む卵巣機能の異常が無いか、さらに妊娠しにくい状態を引き起こす内分泌疾患の有無を調べることが目的の検査です。
排卵・卵の成熟に関連するLH(黄体化ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)と甲状腺機能を示すTSH(甲状腺刺激ホルモン)、free-T4,と排卵に関連するPRL(乳腺刺激ホルモン)を測定します。月経開始から3〜6日目にご来院ください。

精液検査

最近も男性の精子数減少が報告されています。医療施設を受診する男性の多くに精子減少・運動率低下・奇形精子の増加が認められています。

正常精液所見
精液量 1.5ml
精子濃度
精子運動率 40%以上(または25%以上が直進運動)

精子濃度が未満、精子運動率が10%未満、奇形率が高率などの場合には、精子受精能が著しく低下している可能性が高いため、スイムアップ検査(精子受精能検査)を早めに受けるようにお勧めしています。この程度の精液所見のケースでは、通常は洗浄人工授精を5〜7回実施して妊娠せず、体外受精(conventional IVF )を行って受精卵が1個も得られずに顕微授精に進むことが多いようです。
当クリニックでは、精液検査の段階で精子受精能が著しく低下していると推測されるケースに対してスイムアップ検査を積極的に行い、その結果により顕微授精を適切に早期に行い、妊娠までの道のりを短縮するように心がけています。

着床期検査

(血中プロゲステロン値測定、子宮内膜厚の計測)

着床期内膜の状態と黄体機能を調べることを目的とした検査です。
基礎体温の高温相が10日以下か低温相と高温相の温度差が小さい場合、黄体機能不全が考えられ、妊娠しにくい原因となります。まず超音波検査で子宮内膜の厚さを測定し、着床し易いよう十分に内膜が厚くなっているかを調べます。次に黄体ホルモンの採血を行ない、黄体機能不全がないかどうか調べます。

フーナーテスト

精子が子宮腔内に進入できるかを調べる検査です。排卵日の2〜3日前に来院していただきます。超音波検査等により排卵日を推定し、検査日を指定します。検査日の朝に性交を行ない、30分間臥床した後、3時間以内を目安に受診してください。(朝の交渉が難しい場合は、深夜遅くの交渉でも構いません。)細い器械を用いて膣内、子宮頸管内、子宮腔内の粘液を採取して、十分な数の運動精子が認められるか調べます。子宮腔内に運動精子が認められない場合、女性の体内に抗精子抗体が存在するために妊娠しにくくなることがあります。その可能性を調べるためにもフーナーテストは重要です。

ページのトップへ