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特殊検査

子宮鏡検査・子宮鏡下選択的卵管通水法

子宮卵管造影検査で卵管閉鎖が疑われる場合や子宮腔内の腫瘍(子宮筋腫や子宮内膜ポリープ)と子宮腔の形の異常(不妊や流産の原因となります)が疑われる場合には、子宮鏡検査を行います。
直径約3mmの細い内視鏡を膣から子宮入口を通って子宮内腔に挿入します。
子宮内腔の観察と卵管閉鎖の場合の卵管通水(約1mm弱の細い管:カテーテルを卵管に挿入します。)を行います。選択的に左右それぞれの卵管を通水することで子宮卵管造影検査では写らなかった卵管の通過性を確認できることも少なくありません。
この検査結果(子宮腔内の映像)は、モニターで見ることが出来ます。

子宮鏡下選択的卵管通水法

子宮卵管造影検査で卵管閉塞と診断された場合に行う検査です。
所要時間は、順調に行くと3分前後です。子宮腔内に生理食塩水を注入するため、検査中は腹満感や軽いチクチクするような下腹痛を感じることがありますが、負担になる程ではありません。 約3mmの太さの子宮鏡を用いて、卵管には1mm弱の特殊なカテーテルを挿入し、色素水を注入して卵管の通過性を調べます。 子宮卵管造影検査で卵管閉塞と診断された場合でも、この検査で卵管通過性が確認できることが少なくありません。

腹腔鏡検査

お腹に約5mmの内視鏡と鉗子を挿入して、その内部を観察する検査です。
妊娠しにくくなる要因としての卵管障害(卵管水腫)や卵のpick-up障害を引き起こす卵管周囲の癒着の有無を腹腔鏡検査により調べることが出来ます。
癒着や内膜症病変が認められる場合には、これを除去することで、自然妊娠の可能性を高めることが出来ます。
また子宮卵管造影検査では、卵管の通過性が確実には判別しにくいケースもあり、腹腔鏡検査の際に子宮の入り口から色素水(色のついた液体)を注入することで卵管が通っているかどうかの確定診断(最も信頼度の高い診断)が可能となります。

※腹腔鏡検査は本院(荻窪病院)にて行います。

腹腔鏡検査を受けた方が良いと考えられる方

  1. 子宮卵管造影検査で骨盤内の癒着、卵管水腫、卵管の通過障害が疑われる方。
  2. タイミング指導あるいは人工授精を5-6回試しても妊娠しない方。
    ⇒子宮内膜症や骨盤内の癒着は、子宮卵管造影検査でも判らないことがあります。
    腹部手術の経験のある方では、子宮・卵管・卵巣周囲に癒着が発生していることが少なくありません。
  3. クラミジアに感染したことがある方や腹膜炎を起こしたことがある方。特にクラミジアは、腹腔、卵管、子宮の中に癒着を高率に引き起こして妊娠しにくい状態を招く要因となります。

体への負担

この検査は開腹手術とは違い、体への負担は小さいです。しかし、全身麻酔が必要となるために入院して行いますので、他の外来検査ほど楽なものでもありません。

スイムアップ検査

(精子受精能検査)

精子の受精する力を調べる検査です。当クリニックでは体外受精において、通常の体外受精(conventional IVF)と顕微授精(ICSI)とどちらの方法が適切なのか区別するために用いております。人工授精を受けているケースで精子数が少ない(1ccあたり1000万未満)か運動率が著しく低い場合、このまま人工授精により妊娠する見込みがあるのか顕微授精が必要なのか判断するために用いることもあります。

一般の精液検査と同様に、当クリニックに来ていただくことはありません。
ご自宅で専用の容器に採取して、提出してください。

ホルモン検査

(LH-RHテスト、TRHテスト、糖負荷テスト)

LH-RHテスト 性腺刺激ホルモン放出ホルモンを投与し、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)の分泌の反応状況が正常かどうか調べる検査です。
TRHテスト 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンを投与して、甲状腺刺激ホルモン(TSH)とプロラクチン(PRL)の分泌の反応状況が正常かどうか調べる検査です。
特にプロラクチンの分泌異常は、排卵障害を引き起こします。
O−GTT
(糖負荷テスト)
耐糖能異常(糖尿病の要素)が無いかどうか調べる検査です。
甘い糖水を飲んでもらって2時間、4回に分けて(0分、30分、60分、120分)血糖値、血中インシュリン値を計測します。
糖尿病の方は、排卵障害を起こしていることが少なくありません。運動療法、食事療法や経口糖尿病薬の使用で排卵周期が順調になり、妊娠し易くなることが期待できます。

ホルモン検査

 卵管は精子と卵子が受精する場所であり、またその受精卵が子宮まで運ばれるために必要な大切な器官です。その卵管に問題がある卵管性不妊の割合は女性因子の内で約3割といわれています。卵管が詰まってしまっている場合には、自然妊娠は難しくなります。
 卵管鏡下卵管形成術(falloposcopic tuboplasty ; FT)は卵管の疎通性を改善するために開発された不妊治療方法です。
 カテーテルと呼ばれる細い管を膣から子宮、そして卵管入口まで挿入し、カテーテルに内蔵されたバルーンを卵管内で押し進めることで卵管の詰まっている部分(狭窄・閉塞部位)を拡げていきます。自然妊娠を希望される場合に行います。

治療方法

STEP1
治療器具は、内視鏡(卵管鏡)と、それを取り囲むようにある、風船(バルーン)を内蔵した細い管(カテーテル)です。
STEP2
カテーテルを膣から子宮へと挿入し、卵管入口に近づけます。
STEP3
卵管内で、カテーテルに内蔵されたバルーンを押し進めます。
STEP4
バルーンを進めることにより、狭くなったり詰まったりしている部分を拡げます。
STEP5
最後に、通過障害が改善したことを卵管鏡で確認します。

〜治療について〜
1.麻酔は一般的に静脈麻酔で行います。
2.日帰り治療の予定です。
3.手術所要時間は、30分程度です

24時間継続して受精卵の観察が可能な培養器です。妊娠の可能性が高い受精卵の選別ができます。 詳しくはコチラ

卵巣にある卵子の在庫の目安となる値。卵巣機能評価法のひとつです。詳しくはコチラ

 

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