お知らせ

NEWS

2022.03.29

受診案内

体外受精・胚移植の診療をお考えの方へ
2022年4月からの生殖補助医療保険適用に伴うお知らせ

当院の方針について

(タイムラプス・イメージング・システム/高濃度ヒアルロン酸含有培養液)
当院での胚の培養は, 全例タイムラプス・イメージング・システムに基づく培養器を使用します。
保険適用での体外受精の診療においては, 今後は当該技術に対する先進医療としての加算(33,000 円)がなされますので, 何卒ご了承ください。
また、当院での胚移植の実施に際しては, 全例に高濃度ヒアルロン酸含有培養液を使用します。
保険適用での胚移植時には, 追加で加算(3 割負担:3,000 円)がなされますので, あらかじめご了承ください。

保険適用での体外受精-胚移植について

保険適用での体外受精・胚移植には年齢・回数制限が設けられているため、他院での治療歴がある方は必ずお申し出ください。当院においても, 実施回数の管理を行っておりますが、患者様自身においても「胚移植回数の正確な管理」が必要となります。回数についての虚偽申告や思い違いによる誤りがあった場合には、後ほど当院既定の自費診療の算定を自己負担でお支払い頂くこととなりますので、ご了承ください。
保険診療の治療費が高額な場合の月額上限(高額療養費制度)もあります。具体的な上限額や手続きは、ご加入の医療保険者(国民健康保険にご加入の方はお住いの市町村担当窓口)にお問い合わせください。

2022年3月までに採卵し、凍結融解胚移植を検討されている方への注意点

移行期間に伴う助成金の申請について

2022 年度からの不妊治療保険適用に伴い、移行期の治療計画に支障が生じないよう、年度をま
たぐ 1 回の治療についてのみ、経過措置として助成金の対象となります。(助成通算回数を超えて
いない場合のみ)。
今回の移植で助成金申請を希望される場合には、移植に関わる診察、投薬、胚移植の費用は全て
自費となるため、移植周期スタート時に助成金を申請するか、保険で移植するか決定していただく
必要があります。
診察時に、確認させて頂きますので、ご不明点があればお声かけください。

医療法人財団 荻窪病院 虹クリニック
院長 佐藤 卓